売りどきを逃すな!

今日はかなり重い荷物を引きずって、キャンパスへ行った。 さてこの中身は何でしょう? 正解は・・・ タラ~ン♪今学期使った教科書たち。 ハワイ大学では、学期末に「Buy Back(バイ・バック)」と呼ばれる1週間があって、その期間中に、今までに使用した本を買い取ってくれる。 買い取られた本達は、古本としてまた校舎の書店で売られ、通常価格で一冊100ドル以上するものも多く、 古本は半額程度になるし、学期終了後には同じ金額で買い取られることも多いので、 こっちの学生達は古本を優先して買う。 大学院になってからは、教材の金額もグッと高くなり、本の数もドッと増えたので、 毎学期100ドル以上は返って来るから、この時期はかなり楽しみ☆ 大学院生活の最終学期は、いつもに増してものすごい勉強量が多く、電話張のような厚さの本だらけだったので、いつもよりさらに期待をして行くと・・・ 本屋のお姉さんはこれらの本達のバーコードを「ピッ、ピッ」とスキャンしながら、 「これは今学期でおしまい」 「これは25冊までで買取終了」 「これは来期からは改訂版になる」 前学期売りそこねた教科書もあり、 「あら残念、前学期に忘れず売ってたら100ドルだったのに・・・」 とかる~く言いながら、 「あら、残念。はい、35ドルです」 とあっけなく会計をしめられた・・・ 一番高く買われたのは、うちにあってオマケで持っていたハワイ語の辞書。 ものすごーい重い思いをして行ったのに、また引きずって帰っていくことになった・・・ アマゾンでの売れるか金額をチェックしてみても、ベストサラーでも1ドル程度にしかならず、 そのまま持って帰るのも悔しいので、近所の図書館の返却口に投げ込むことにした。 一番高く買ってもらえたはずの本は1冊100ドルで、それは昨日来ていれば買ってもらえていたらしく、 前学期に売りそこねた本も80ドルくらいの価値があたらしく、今回学んだことは、「売れるときに売ること」。 売りどきを逃すと、価値はなくなる。 36歳にもなり未だ独身生活を満喫しまくっている私。 まるで自分も例えられているよう・・・